このHPは 案内用の見本HPですので 
要所 々が 大部分 消去してあります
(MP3の音源も総て消去してありますので
このサイトで音は 一切 聞けません)

このような 実践的内容の教習、説明は どこの 専門的な学校、
他のあらゆる機関でも行なっていません。

この 教習を 熱心に行なえば 優れたオペレーターになる 
一番の近道となります。
PAだけではなく レコーディング・オペレーターにとっても非常に有益で
必要な 知識、能力です。

先々の教習では 動画も 組み入れて 画期的 内容となっています。
(これ関連のHP容量は 数 GB の容量 にもなっています)




オペレーター実践  NO20 :

音響機材の使い方、基本的設定方法、注意事項など
図、写真、動画、文章 で記録、説明できるものは 
それらを 良く理解している人から 教えてもらい 
単に 大切な順に 良く覚えてしまえば 誰にでも 行える事ですから 
インタネットを最大限利用して こちらから伝授できます。
しかし オペレーターを行なう際 最も センスが要求されるのは 
音質の調整と言えます これは 図、写真、動画、文章など2次元で記録する事ができず
 硬い音、柔らかい音など あいまいで 抽象的にしか記録できないためです。
味覚同様 感覚で記憶するしかありません。 


オペレーターにおいて 各パートの音量バランスや全体の音量 設定も 
センスが要求されますが これらは レベルメーターなど 視覚的にも
ある程度目安にできますし 音色に比べれば 単純ですので 
聴覚の特性 等を理解して 慣れ である程度のレベルまでには すぐ達する事ができますが 
音質調整は それに比較しても かなり 難しいと言えます。

逆に 音質の調整に優れているか否か=オペレーターとして優れているか否かと
究極的には言えるでしょう これは レコーディングのオペレーター しいては 
音響に携わる人 全体に言える事です。

微妙な音質まで聞き分けられる 聴覚を訓練する事が必要です。
この聴覚が上達するほど オペレーターの本当の面白さを実感できます。
楽器の練習同様 コツコツ 練習するのが 一番の上達の早道です。


まず練習にあたり
人間の聴覚の特性                        を理解して下さい。

                       :  
人間の聴覚は                                     有する。







この
                は 本来 音量においての 特性ですが 
音質においても 同様な 聴覚的 特性が起きます。

例えば
次の 3つの 音源を聞き比べてみて下さい。(MP3 形式

基準音より低音がほんの少し大きい       基準音        基準音より高音がほんの少し大きい

基準音より低音がほんの少し大きい  という           持って聞けば 低音すなわち
ベースギターの音を他のパートより 注意深く聞く事になるため 
               により                感覚となりますので 
低音が            に感じる事ができます。
基準音より高音がほんの少し大きい  では                    成分の音に
                               感覚となり 
その結果                     と感じられます。

上記                            です。

今後 上達して 微妙な 音色の違いを聞き分け 無ければ ならないほど 
                        聴く事が重要になって来るのを 
ここで理解しておいて下さい。 

音質の聞き分けにおきまして 
再生する スピーカーのグレード、音量により 聞き取りやすさ
に差が生じます。
PCに付属されている簡易スピーカー よりは 
ヘッドホーンを持っていいる方は それで聴いた方が良いでしょう。
簡易スピーカーのグレードアップ方法もありますが 
費用をかけず 良い音質で聴く工夫などは 後でアドバイスいたします。
普段聞く CD なども 良い音で聴いた方が 楽しいですし 
耳の感覚も 良くなります。



 音の大きさのレベル
音の大きさ                    た音の大きさ」で、耳の特性が関係してきます。
この図は、人間の耳の特性を表しています。
            :



 この図は                               になるには、
                                  。したがって、その線の上では、
                                」と言い
                     使って図にしたものです。
                            dBの音圧ですが、
                                 になるということです。

 すなわち、人間の耳は、                               敏感である。
 この表から、オーディオに重要な次のことが分かります。
◆ 音が弱くなると、                             著しい。
◆ 低音で                                        変化する、
   すなわち 低音では                          変化する。
◆ 3                              帯域がある。
家庭用オーディオが、音量の小さいほど 音が しょぼくなるのは、この特性のため。
(イコライザーやサブウーハ―、ツィーターで低音、高音を補強してやると音量小さくても良い音になる)
∴ 機器のボリューム(音量)を                ほど音量は小さくなり
 音源からの距離                           減衰する。(球面波)
特に ドラム、ベース 等の低音 と 音の                       吸収されやすい)が
非常に弱くなり、                   に近づくほど その逆の現象になる。
ボリ                          音量、各楽器の音量、音質 バランスは、変化する。
スピーカーやアンプ 等の機器 自体でも、                  が 変化するので
                                        増している。
∴ある音量で                         も変わる。
∴音量によってGEQ設定                  においては 音量によって
SP自体の音質                        最終的に決めるのがベストである。 

バンドではメインスピーカー                ドラムの生音、ギターアンプ、ベースアンプ 、
モニタースピーカ                             音場は複雑に変化する。
(単純な例としては、ギターアンプ                異常に大きく聞こえる 
 ベースやギターアンプの                       痩せた音になる 等)


音色:

に分解したときの、それぞれ正弦波の              違いによる音の様々な聞こえ方を音色という。

それぞれの正弦波の内、もっとも               。すなわち、上音の構成の違いが、音色の違いである。

上音の周波数が基音の周波数の                と呼ぶ。
            
に多く使われ                  の音は主に基音と倍音から
成り立っている(このような音を楽音と呼ぶ)ので、そのような場合には、
倍音のそれぞれの強度の比が音色を決定すると言うことができる。

バスドラ BD(音響オペレーターではバスドラを Kick と言いますが ドラム用語では Kickと言う言葉はありませんから
これは          です)
の音決め(音作り、音質調整) ドラムは 他の楽器と違い 音程が固定されているので 
音決め は やり易いと言えます。

ドラムの場合                              生音の音質が まず異なるが 
これらは 基本的に               で 
オペレーター側の 音決めの基本は まず         を決め、
                   で    を調整する 
BDの場合 音の輪郭を録りたい場合                を狙い 
太い音を録りたい場合                   調節する事ができる。
マイクの位置でカバーできない部分を      で調整するのが基本である。

下記のBD音 はすでに ゲートリバーブ が かけられて 音の余韻が カットされている。
(Dr の太鼓は ゲートをかけ 余分な 余韻をカットするのが 定石 詳しくは 後の章で説明します)
まず 1〜7を聴き比べて下さい。

1、BD生音  

2、基音の  Hzをブースト    

3、基音    Hzをカット   

4、輪郭の   Hzをブースト   

5、基音の   Hzと輪郭の  Hzをブースト5





6、基音の  Hzと輪郭の   KHz以外の    をカット          

7、基音の Hzと輪郭の Hz以外の   をカットした物の全体音量を上げた



1、BD生音  と それぞれ比較すると
2、基音の  Hzをブースト  は      音 

3、基音の  Hzをカット   は         音

4、輪郭の   Hzをブースト   は     (BD音の    がはっきりする)

5、基音の   Hzと輪郭の   Hzをブースト5   は      音で 

6、基音の  Hzと輪郭の  Hz以外の    をカット   は      音       
7、
基音の  Hzと輪郭の   Hz以外の     をカットした物の    を上げた
  は      音

に聞こえます。
バスドラの音として良い音は 7(6)、次に5となります。
この 7と5の違いは 
7は            しています。
5は 良い音に必要な                        しています。
∴音質調整(EQ)においての基本は                            は
                   する事です。
ブーストしますと 本来その音色には       大きくなりますので EQの機種の癖にもよりますが
                    になってしまいます。
通常                     上げないのが 定石です。

以上が BD(KiCK)音のみの比較ですが 
実践では 他の パートの音と合わせた場合 聞こえ方が 変化します。
それについては 後の項で 詳細説明します。
また バスドラ、ベースギターなど            は 
低音専門の                          をつけないと
大きな音は出せません 普通のウーハーで 大きな音にしますと 最悪スピーカーが破損(飛ぶ)しますので
オペレーターの際は 十分注意がb必要です これにつきましても後の項で 詳細説明します。

このように 音質の調整練習を行い 上達するほど 良い音でライブが行なえるようになります。
そのための 練習が 次の「音質の聞き分け問題・練習」 となります。


音質の聞き分け問題 練習 


下図のように パソコン 付属の                    を使用して
練習できます。

まず 遊び感覚で好きなCD などを使い 音質の違いを確認して下さい。
31バンドのEQに比べると 10バンドは 荒くなりますが 上手く調整すれば 
               でも 良い音にする事ができます。

イコライザ のパターンを   できますので
適当な音源を使い イコライザ のパターン
+Lo  低域(125Hz付近)がブースト
+Hi  高音(8KHz付近)がブースト
ーLo  低域(125Hz付近)がカット
ーHi  高音(8KHz付近)がカット
の4種類を 聞き分けできる dBにして保存し 聞き当てる練習を行うと良い。 
慣れて来たら dBの量を減らせて行く。






音質問題1、

次の問題をテストとして行い 回答を      送信下さい。


Tr1が 標準音 N です。  
Tr2〜5 が Tr 1 
と比較し、変化していると思われる内容を
下記の中

+Hi、+Lo、
−Hi、−Lo

から1つずつ選びなさい










EX1
Tr1 基準音   Tr2    Tr3    Tr4    Tr5

MP3 形式です



音の聞き分け問題は 実践で役立ちますので 根気良く 練習が必要です。


音質問題2、

次の問題をテストとして行い 回答を      送信下さい。


Tr1が 標準音 N です。  
Tr2〜5 が Tr 1 
と比較し、変化していると思われる内容を
下記の中


から選びなさい












EX2

Tr1 基準音   Tr2    Tr3    Tr4    Tr5


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